感想
シリーズ第2話。
扉絵
トラカゲ(のそっくり)さんを抱えたコナン。
トラカゲさんかわいい〜。
今シリーズきりな気がするけど、再び見たいほどのかわいさ。
足と尻尾と胴体の丸みを帯びていて、だらーんとした感じと顔がなんともいえない味わい深さがあって良い。
探偵団と動物が絡むの好きなのでまた出ないかな。
きっと詩織ちゃんの猫だと思いますが。
名猫偵(めいニャンてい)の手、お借りします。
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千速さんと高木刑事
inパンケーキ店。
千速さんがライダー特有の左足の靴の状態から犯人の候補を3人のお客に絞り込んでいることを聞かされた高木刑事はそれが誰なのか教えてほしいと言います。
店の外で待機している佐藤刑事と電話は繋がっている状態。
うーん。気が気じゃないですよね。
千速さんのお手並み拝見。
美味しい食べ物に目がない千速さんはパンケーキに夢中だったようです。
それにしても、なかなか機会に恵まれない重悟を差し置いて、あっさりデート(偽)を果たすとは高木刑事やりおるな(笑)
この男、やはり持っている……。
強運の持ち主。
「入店してすぐに動き出せば怪しまれるだろ?」と言う千速さんの言葉に納得する高木刑事。
落ち着いたところで、千速さんの推理開始。
・まずは一人目。
千速さんの席、左後方に座っている男性。
薄着の服装から上着を着ていたのを脱いだであろうと推測。
探偵団一行の服装や「この季節にシャツ一枚は寒いだろ…」というセリフからも、今シリーズは現実と合わせて1月設定かな。
犯人じゃなくても、どこかに駐輪あるいは駐車していた可能性はあるかな。
でも、犯人じゃないのなら上着自体を持っていないのは不自然。
席は隠れている部分があるので、もしかしたら荷物も持っているかもしれませんが。
右手に腕時計をしていてそれを見ているので、誰かと待ち合わせをしているのかも。
その相手が荷物を持っていて、男性が先に入店していた可能性はありますね。
行列ができていた店というほどではないですが、客入りはそこそこいいですし。
・同じく後方にいる二人目の男性は左手首に擦り傷があるのでバイクで転倒した際に負った傷の可能性を指摘。
「パンケーキが好きな面には見えないし…」で笑った。
強面でもパンケーキが好きな人も普通にいると思うよ(笑)
好きじゃないのなら注文しないだろうし。
それは別にしても、個人的にこの人は犯人じゃない気がする。
怪我したばかりの手でわざわざフォークを使うようなことはしないと思います。
右手は大丈夫ならドリンクで済ませた方が無難ですし。
最後の三人目。
高木刑事の真後ろにいる男性。
メガネをかけたサラリーマン風の男性。
「似つかわしくないスカジャンを着ている…。人の好みにとやかく言えんが…その辺で適当に買って羽織ったかもしれん…」
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確かに。
この中では一番怪しいかも。
でも転倒したのならメガネは無事そうだし、怪我はなさそうですね。
急遽伊達メガネも併せて買った可能性もありますが。
「聞こえるか? 店の外で張ってる捜一の女…」
「え?」
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突如、千速さんから言われ、困惑する佐藤刑事。
「悪いがおっ始めるぞ!」
「——って何を?」
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千速さんは突然、高木刑事の顔に向かってコップの水を盛大にぶちまけました。
この勢いすげえ。
高木刑事はやっぱり悪運の方だったか〜。
以前、重悟が「千速があのボウズ(=コナン)と一緒にいるっていうのかよ!?」と驚いていたり「いつもいつもやりすぎ」だと思っていたのも納得。
公道での大立ち回りどころか、それ以外でも思い切った手段を用いるお方(笑)
年も少し離れているし、おそらく幼馴染ではないのかもしれませんが、千速さんと重悟は神奈川県警配属をきっかけに出会ったということでいいのかな。
参悟と違って異動はしていないだろうし、長い付き合いみたいですが、同期でもないのでこの二人の出会い気になる。
重悟の方は一目惚れなのかな。
一目惚れしてもおかしくはないですが、なかなかぶっとんだ行動力の千速さんに慣れっこでも惚れ続けているきっかけが知りたい。
犯人に一発喰らわせてしまうところなど、確かに波長は合う二人だとは思うのですが。
「このスケコマシ野郎!! 私を一体何だと思ってんのよ!?」
「え? ちょっ…」
「昨夜、ベッドの中で寝ぼけてつぶやいた「美和子」って誰だって聞いてんのさ!!」
「ええっ!?」
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店の中を陰から覗いていた佐藤刑事はあたふた。
佐藤刑事をこれだけ振り回すことができるのは千速さんくらいかも(笑)
いきなり始まった芝居に驚き困惑する高木刑事。
千速さんは顎をしゃくって「後ろ、後ろ!」だと口には出さず顔で示します。
先ほど疑っていた犯人候補の男性は真後ろに座っていたのでびっしょり濡れてしまいました。
高木刑事は濡らしてしまったことを詫びて、タオルを持ってきてもらうために店員さんを呼びます。
もしこれでこの男性が犯人じゃないのなら謝罪で済む問題ではないでしょうし、千速さんにはほぼ確信があったのかな?
もし騒ぎになった隙に残りの二人が店外へ出ようとすれば佐藤刑事がその様子を確認できますし。
高木刑事が確認しないといけないのは靴の状態ですが、これでわかるものなのだろうか。
店員さんがやってきたところで「私、トイレ!」と席を立つ千速さん。
「あっ…と…」
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小銭の入った財布を一人目の男性のそばで落とした千速さん。
「ごめんなさーい! 小銭、拾うんで足を動かさないでくれます?」
「ああ…」
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男性の様子に特別変化なし。
「薄着なんですね…寒くないんですかー?」
「全然! 暑がりなんでこのシャツも脱ぎたいくらいさ!」
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どうやら待ち合わせしていたわけではなさそう。
暑がりの可能性も最初に考えてはみましたが、さすがに1月(?)でそれはないんじゃないのかなと思ったり。
「あ! そっちにも小銭が…。拾うので動かないで!」
「拾ってやるよ!」
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普通に良い人じゃないですか?
テーブル下に来られて靴を見られたくなかった可能性もなくはないですが。
たとえ犯人が佐藤刑事を見ていたとしても服を記憶していないと怪しまない気も。
「ホラよ!」
「左の手首…ケガされてますけど…?」
「誰かが後ろからぶつかって来てよ…。ヨロけて壁に手をついた時にこすっちまったんだ…」
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なるほど。
もしかしてぶつかってきたのは逃走中の犯人だったのかな。
誰かが、と言っているので店内で起きたことではなさそうですし。
あと、パンケーキはちゃんと完食している(笑)
この人は犯人ではなさそう。
前回で出てきた犯人とも体格が違うような。
それはそうと、千速さん結構演技もできる派なんですね。
白バイ隊なのに刑事課のようなところもあるのすごいな。
意外(?)と器用な立ち回り。
仕事限定なのかもしれませんが(笑)
捜査
一方、調査を終えた探偵団一行は米花町5丁目に再集合。
さすがに今回は詳しく描かれなかったか。
例のトラカゲさんは近所で有名だったらしく本当に「トラカゲ」と呼ばれていたことが判明。
よく餌をやっていたのは詩織ちゃんの祖母・香さんだそう。
意外。詩織ちゃんではなかったのか。
でも孫娘を助ける一助になればトラカゲさんは正式な飼い猫になるのかも。
昼頃、家の縁側に詩織ちゃんのおばあさんが餌を置いているとトラカゲさんが忍び込んでくるというのがルーティンになっていたらしい。
その話を聞いた歩美と光彦は「トラカゲがよく出入りする場所に詩織ちゃんが閉じ込められているのでは」「手紙を託したのかも」と言いますが、灰原はこれを否定。
猫に紙を咥えさせ届けてもらうのはまず無理で、絶対に届けさせたいのなら紙をこよりにして猫の首とかに結びつけないと…と言います。
クール便の時みたいにですかね(笑)
あれはこよりというより挟んであったという感じでしたが。あの時は結局風で飛んでしまったので、ある程度の大きさであればより確実な方法は結びつける方がよさげ。
確かに、咥えさせたままなら紙は破れていなかったのではという気がする。
なんで破れているんだろう。
灰原・光彦・歩美の方の収穫はというと。
その名もサイコロ男!?
今回のサブタイトルが気になっていたんですが、これにかかっているようですね。
どうやら詩織ちゃんの家の表札の上に載せられたサイコロを見ながらブツブツ話す帽子にマスクの怪しげな男を近所に住む子供が見かけたらしい。
なるほど。
空き巣狙いでいたずら書きに見せかけ在宅などのサインを残すという手口は聞いたことがありますが。
似たようなものなんだろうか。
サイコロは三つ載っていたらしいですが、子供がその男に声を掛けた時に慌てて逃げた際、一つ落としていったらしい。
現物は灰原が回収していました。
サイコロの目の付近に下線や各面に対しそれぞれ形は違いますが、ラインが引かれています。
翌日にも表札に一つ載っていたらしく、スマホで写真を撮っていたのを灰原も画像データを取得。
今度は目を残して後は黒く塗りつぶされていたり、「×」印が書き込まれているようです。
やはり、金銭目的で家族の不在時を狙っていたのかな?
目撃した子供の証言によると、玄関の扉が開く音がしたらそのサイコロは表札の上に戻して立ち去ったらしい。
すると、コナンから衝撃の発言が。
もしかしたら詩織ちゃんの家の中に誘拐犯の共犯者がいるかもしれないとのこと。
雇われている人、ということなのかな。
こんな暗号解けませんけど?と思っていたらコナンから説明があって助かりました(笑)
1700年代に使われていたビッグペン暗号とのこと。
どうやらアルファベットを記号に置き換えたものらしく、下線があるのは見る方向をその線がある方を下側にするという意味だったようです。
ビリヤード玉というのはわかりやすい説明ですね。「9」と「6」の違いというやつ。
コナンが読み解いたサイコロのメッセージは「CHANCE」
何かを実行するのに絶好の機会だと。
今回の話は月曜日であることが発覚。水曜じゃなかったんだ。
そういえば、詩織ちゃんが杯戸町に住んでいるということは杯戸小の子なのかな。
犯人は二人以上。
「ROGER」という了解メッセージを残した。
となるとパンケーキ店で3人のうち2人が待ち合わせしていた可能性も?
でも、急遽逃げ出していて、スマホは上着と一緒に忘れたままだったし。
さすがに詩織ちゃんの家に潜む犯人と前回から逃走している犯人の二人組なのかな。
だとしたらパンケーキ店で怪しかったのはサラリーマンの人かなぁ。
もしも犯人じゃないかもしれないと思って千速さんがアクロバット水掛けをしたのなら度胸あるっていうレベルじゃないですが(笑)
詩織ちゃんの家に怪しい人物が出入りしていたかという話に。
怪しいかは不明だが、先月から新しい家政婦さんを雇っているらしい。
前の人は仕事中にスマホのゲームをやっていたのがバレてクビになったそうです。
コナンの推理によると。
前任者の過ちによりスマホを取り上げられていて、新しい家政婦が使えるのは屋敷の家電のみ。
気になるのは振り仮名が「いえでん」ではなく「かでん」になってること。これは誤植なのか敢えてそうしてるのか。
しかも住み込みであればサイコロの暗号を使って、外部にいる誘拐犯の仲間と連絡を取り合っていたのも頷ける。
確かに。
内部犯ならこんな古めかしい暗号を使って目立つような真似をしなくても電話かメールで連絡すれば済みそうなものですもんね。
コナン世界じゃ暗号がゴロゴロ出てくるので全然気にしていなかった(笑)
じゃあ元々誘拐目的で犯人は家政婦として潜り込んだということか。
前任者の関係者かとも思ったんですが、そういうわけでもないのかな。
何にせよ、逃走犯の方がスマホを置いていっている以上、連絡はとれないわけで。
だからジュラルミンケースを放置していることがいまだに共有されていないってことか。
なんか迂闊な犯人たちだなぁ。
人質の詩織ちゃんは無事なんだろうか。
もし羽鳥警部が杯戸町の被害者宅に連絡して事情を説明してしまうとまずくないか!?
今のところ入れ違い状態なんだろうか。
女性の家政婦さんには兄がいるとのこと。
ということは兄妹(という設定)の共犯ってことか。
妹である家政婦は仕事始めの初日に風邪を引いて来られなくて、代わりに兄が謝罪に訪れたとのこと。
仮病?
下見にやってきたということかな。
その男は変な言葉遣いで「妹が発熱したので経過を観察していたんですが…」と説明していたらしい。
灰原の「それってもしかして…」はどういう意味だろう。
医者というには何とも。それこそ誘拐なんかするだろうか。
暗号のような意味なんだろうか。
元太が言うには男の右手には何かが書いてあったらしく、歩美と光彦によるとサイコロ男の特徴と一致するようです。
なるほど。
変な鳥??
コナンが詩織ちゃんの家の大人と話している時に元太がその家の子供から「変な鳥が飛んでた」という話を聞いたらしい。
灰原たちも「見たこともない白い鳥だった」と話を聞いたことが判明。
白い鳥??
白鳥??(笑)
冗談はともかく、紙飛行機とか?
それを鳥と見間違えるかな。
そんなに距離飛ばないだろうし。
過去に描かれている紙飛行機事件とはまた違うだろうしな。
もしかしたらニュースになったのを参考にしていた可能性も?
詩織ちゃんの自宅と祖母の家がどのくらい離れているのかわかりませんが、探偵団がトラカゲさんの行動範囲の100m間を二手に分かれて調査し、詩織ちゃんの家の向かいの話をコナンと元太が確認したということは、杯戸町1丁目に二軒とも、あるいは付近にあるのかな。
トラカゲさんが紙を咥えていたのは詩織ちゃんの祖母の家の近くに詩織ちゃんが閉じ込められているから??
修羅場の予感!?
前回、今回に続き、重悟カワイソウって思ってたらまさかの本人登場(笑)
なんだって!?ってなりました。
神奈川だし、出たか。
大変な時に来ちゃったな。
人手は多い方がいいとはいえ。
由美さんと佐藤刑事が出くわせばいいのにと思っていたら重悟と遭遇した(笑)
どうやらパンケーキを食べに部下(?)を連れてやってきたらしい。
千速さんとは食の好みも合うのか。
なんだかんだお似合いの二人。ドレスコードさえ合っていれば三つ星レストランデート成功していたな。
あらためて考えると高木刑事幸運ですね。
持ってるな、この男。
千速さんと服を取り替えていたので白バイ隊員の格好をしていた佐藤刑事を見かけた重悟が「こんな所で油を売ってねぇでさっさと持ち場に…」と話しかけると、
「今、忙しいんで…話しかけないでくれます?」
「あ、いや…スマン…」
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佐藤刑事の殺気立った視線を受け、さすがに怯む重悟(笑)
重悟は「どこかで見たような…」と、すでに面識はありますが、うろ覚えの様子。
引き続き、陰から店内の様子を窺う佐藤刑事。
神奈川県内のため、部下(?)の男性刑事も「あんな隊員いましたっけ?」と戸惑い。
いない(笑)
千速さん然り、あんな美人白バイ隊員がゴロゴロいてたまるもんか(笑)
神奈川にも親衛隊ができてしまう……。
以前、由美さんが本庁の綺麗どころを集めると言っていた話で周囲は佐藤刑事さえいれば…だったので存在が他県にも広まればファンクラブが拡大するような気がする。
劇場版はともかく、原作だと普段は他県捜査員同士の関わりは薄そうですが。
佐藤刑事の優秀な女刑事ぶりが伝わってほしいようなそうでもないような。
長野・群馬以外の合同捜査も面白いかもしれない。
今回がまさにそれに近い感じでもありますが。
重悟が千速さんを発見。
(ち、千速!? 男連れだと!?)
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貴重なスカート姿を拝めてよかった…のか?(笑)
前言撤回。やはり高木刑事は強運というより悪運(?)が強い。
どうやら高木刑事・千速さん調べによると、3人ともシフトペダル痕があることは間違いないようです。
サラリーマン風の男性はやはり急遽スカジャンを手に入れたらしい。
いくらなんでもカラーキーパー入れっぱなしはないのでは。
薄着の男性、確かに飲み物がホットだった。最初とカップが変わっているのは何度も飲み物を変えてホットを注文しているから?
パンケーキ完食の男性はメニューを見ている……(笑)
左の膝あたりも汚れていたからコケたと思われる。
となると、急に怪しくなってきたな。
ホットを頼んでいる男性とサラリーマン風男性については一応それらしい理由がつけられていますが、この人は恥ずかしかったからかそれとも…な感じなのが気になるな。
個人的な心証ではこの人が犯人じゃない方がなんとなくホッとしますが、サラリーマン風の人も右手の腕時計で時間を確認しているため、待ち合わせしている可能性もある。
メニューを持っている男性はここで時間を潰す必要があるってことかな。
でもスマホを無くしている以上、長居もあまりできないような。
調べられたら一貫の終わりだし、逃げても同じなような気が。
もし、サイコロ男が右手の外側に文字を記入していることで利き手を表しているのだとしたら。
パンケーキの男性はどちらだろう。ナイフとフォークだけじゃ利き手はわからないし、左足の汚れがポイントなのかな。
メニュー表は右手で持っていますが。
ナプキンか何かを丸めて置いているのが右側ですが、なんとも。
テーブルの広さや左右どちらにもカップとグラスの飲み物があるあたり、ぱっと見じゃわからない。
怪我をしているのが左手なのでもしかしたら咄嗟に庇った方が利き手で左利きってことはあるかも。
ホットを飲んでいる男性はカップを持っている手は左手ですが、腕時計をしているのは右腕。つまり、この人は左利き。
サラリーマン風の男性は左手に腕時計をしていて、飲み物を持つ手も右手なので右利きで間違いない。
3人とも怪しいが、コナンからの連絡(情報)を待つことに。
千速さん、やっぱり確証なく水ぶっかけたんか(笑)
もし犯人じゃなければ、別途お詫びした方がよさげ?
鳥の謎
一方、コナンは例のSOSメッセージ用紙を紙飛行機の形に折りました。
え、合ってる??
正確には動きがちょうちょ型なのかな?
変則的な動きをするのかも。
トラカゲさんが目の色を変えて追いかけるということはそういうことですよね。
最初から目の前にあった監禁場所ってまさか米花町5丁目!?
確かにブロック塀の向こうの建物ならトラカゲさんが咥えてきたのも納得ですが。
次回
次回は第9号(1月24日発売)へ続く。