感想
真相
凶器を持っていませんし、人混みに紛れて別の出口から逃げる時間も稼げたはずです。
のぼりに関して言えば、余計な工作をする理由がなかった気がします。
水が入っていて中が凍っているバケツが偶然頭に当たるとしても振り回すにはかなり重く、下から上に振り上げるならともかく、手錠をして取手を持った状態で右から左に振り下ろすのは難しそうです。
無我夢中だからできたのでしょうか。
のぼりの棒は凶器ではないのに結局間違っていた想像のコマで利き手が右と説明されてたのは違和感がありました。
結局落ちて後頭部を打ち付けたのが致命傷のように思えます。
一瞬気絶していたら転落する時に腕で庇えなくても不思議ではありません。
色々と腑に落ちない事件でした。
ふざけた名前
できれば本名からもじった名前だといいなと思っています。
由来が諺からというだけだといまいちなので二重の意味があると嬉しいです。
「Time is Money」(時間は貴重で有効なものであるから浪費してはならない)=とてもせっかち
は回りくどい上にラムの性格もせっかちとは違うように見えます。
「大胆」がしっくりきます。
安室(バーボン)を急かしていることは確かですが、あれは単にプレッシャーをかけて相手の出方を探っているだけな気がします。
自身で隣の阿笠邸にまで訪ねているくらいなので、安室を頼るというより信用に足るのか確かめるためだと考えた方が自然ではないでしょうか。
「Time is Money」の口癖からつけたあだ名という体だったとして、大胆にも「脇田兼則」は本名からとったアナグラムで、ジンは素性を知ってるからふざけた名前と言ったと予想してみます。
変装して弟子入りしてみたり、眼帯の下を見たいか確認してみたりと思い切ったことをする人物なので、小五郎を試すために自身の素性がわかるようなヒントを敢えて取り入れていたのかもしれません。
平次と和葉
以前は戎橋で成就してもよかったのではないかと思っていました。
新一&蘭とは違い、この二人は勢いで上手くいくイメージを持っていたのですが、実際のところSDB(LOVE+)の質問コーナーの回答内容を読む限りでも、そういった展開が予定されているもよう。
となると、そろそろ平次の身も危うくなってくるのではないでしょうか。
現に、優作は狙われています。
平次といえば、二元ではウォッカにその存在を認知されていますし、修学旅行編でも新一の付近にいました。
二元の時点でウォッカは新一に変装の上、船上パーティーに参加した平次の存在を認知していますし、この二人が知人であることは組織としても把握した上で、消すべき対象かどうか見定めている可能性が高いですね。
実際はニアミスのみでコナンになってから対面していますが、外交官殺害事件など時々新一は元の身体に戻っているので詳細を知られたらまずい。
目暮警部に口止めはしているとはいえ、ラム(脇田)は小五郎の身近にいる人物なので情報が漏れないとは限らない。
小五郎もしくは蘭から伝わってしまう可能性はあるかもしれません。
ただ、蘭と小五郎の二人ともどちらも約束は守ったり、無闇な干渉はしないタイプなので探られない限りは微妙なところですが、脇田とはそこそこ良好というか悪くない関係を築いているのも引っかかります。
実際、安室の誘導尋問に蘭は引っかかってしまいましたし。
まあ、新一と交際しているとバレた時点で一発アウトですが。
SDB(+70)でも「黒ずくめとの最後の対決の時は、平次もちゃんと呼んでくれると平次ファンは嬉しいです」という質問に「ですねぇ。呼びたいですねぇ。」と回答されています。
他にも「服部平次君は、黒ずくめの話には出ないのですか?」という質問に「ハロウィンパーティーの回で、ウォッカの前に身を晒してるよ。危ないですよ、あいつ」と回答されています。
つまり、今後平次がピンチになる展開で和葉と成就する可能性が浮上しているのではないでしょうか。