サンデー感想

FILE1086「18の想起」

感想

シリーズ2話目です。

サブタイトル

今回のサブタイ、前回の重悟とは違い千速に関係がありそうです。

ところで、この数字はどこからきているのでしょうか。

「はやい」の逆とか?

あるいは十八歳に何か関係があるとか?(回想の松田の年齢とか?)

扉絵

コナンが持っている小さな四角い紙は前回、パーティーが始まる時にクラッカーを鳴らしていた場面で散っていました。

事件にどんな関係があるのやら。

対面

おお。捜査一課の高木・佐藤刑事両名が到着。

まさかの松田-千速-佐藤ラインが。

松田にとって初恋の女性と好きになりかけてた(?)女性が対面。

いじり

千速さん、重悟のことからかうのめっちゃ好きみたいですね。

「残念ながら」

お決まり

毎度おなじみの「あれれ〜?」の後の佐藤刑事とコナンがテーブルの下を覗いている絵面がなんかかわいい。

色紙

やはりクラッカーを鳴らした時の色紙で合っているみたいです。

どういうことかと思っていたら、テーブルの下に犯人が潜んでいたらしい。

ということは三人のうちの誰かが待機していた、遺体発見後にしれっと周囲に混ざったということ?

何人目でもできそうですが、どうやって絞り込むのか。

骨のある奴

一体、千速さんは何をしていたんだろう。

ただ単にバイクの話でも振っただけなのか、何かとんでもない要求でもしたのか。

バイク好きなら中にはいそうではあるし、何か特別な条件を突きつけたような気がする。

条件に当てはまるのは重悟だけだったりして?

ぶっとんだ感覚の千速さんについていけるのは重悟くらいな気もするし。

実は両思いだったりして。

千速さん、形式に捉われていそうなイメージもないし、仲が良ければなんでもありって可能性も。

結婚願望自体あるのかあやしい。

友情と愛情の境目自体があまりなさそうな印象。

千速さんの重悟に対する態度は「付き合うのもやぶさかではない」っていうのが一番しっくりくる。

三人

三番目の人はともかく、残りの二人の言い訳なんかおかしいですね。

本当に婚活やる気あるのだろうか。

捜査されるのが嫌でその場でとっさに話しているのでない限り、冷やかしにでもきたのかって感じ?

お坊ちゃんの人は元々乗り気ではなかったのかも。

親に勧められて仕方なく来たのならやる気のなさもわかる。

言い分だけみると、動機は1番目と3番目の人はありそう。

共通点

千速さん初登場のシリーズで「千速さんは佐藤刑事と似ている」「松田のタイプは一貫してる?」と思っていたら作中でも明示されるとは。

おお。思い過ごしでなくてよかった。

初登場シリーズでも「思い切ったことをするさっぱりした&やや鈍感で男勝な女性」で上記のように思っていたのですが、今回も色気よりは食い気やお金といった現実的なところに関心があり、やや鈍感というかマイペースなところが本当に似てますね。

あと肝心なところでは外さない人間観察眼のよさ(佐藤刑事の松田や高木刑事に対する見る目のよさだとか)とかも似ている。

ルックスよりは中身がタイプだったんだろうな。

今さら言っても仕方がないのですが、松田生きてたらまじで佐藤さんと付き合ってた可能性高いかも。相当タイプじゃないですか。

でも性格的には結構ぶつかりそうな感じ?

それこそツンデレ化なのか。佐藤さんも割とその傾向あるから高木刑事とは関係性がはっきりと違いそう。

松田と佐藤さんだったら、佐藤さんと高木刑事とは違って付き合ったり別れたりを繰り返しそう。

(別居ですが)小五郎と英理さんみたいな感じで。

証言

やはりお坊ちゃんの人は犯人ではない。

明らかに違いますね。

それにしても照明が暗くなったのはどうしてなのか。

やる気がないのではなく、一応真面目にアプローチしにきたのか。

面倒ごとを避けたいだけかな。

それにしても切り替え早いなー。

ですが、あのメモは本当に被害者が書いたものなのでしょうか。

2番目のお坊ちゃんの証言を見る限り、すでにトリックが仕掛けられていそうですし。

3番目の人の話を総合してみても、1番目の人が一番あやしい。

メモの内容はもしかしてダイイングメッセージ

字を間違えていたのに書評家である3番目の人と本の話をしていたということは識字には問題がないということになると思います。

つまり、わざと字を間違えた。

震えていたのは銃を突きつけられていたから。

それはまず間違いないでしょう。

特に「楽しい」の送り仮名を間違えるとは思えない。

ひとこと

千速さんが言った「身の毛がよだつ一言」って何だ。

初登場シリーズの犯人を抑えたあの様子みたいな感じですかねー。

だとしたら尻込みするのも当然かも。

それにしてもショックで記憶を失うってどんだけ。

千速さんの美貌で言うからこそのショックなような気も。

印象メモ

千速さんは何を書いたんだろう。

全部同じ一言とかありそう。

コナンの反応を見る限り、ダイイングメッセージでまず間違いなさそうですね。

ですが、わかりません。

暗号系は本当にさっぱりで。

注目するとしたら「、」が足りないことと余計な「の」があること。

ただ、犯人の名前ではなく参加者の「番号」を示しているのかも?

「9」をひっくりかえしたら「の」に見えなくもない。

あとは「、」「、」←?

「1」に見立てるには無理があるし、その他の文字も関係しているのか。

いくらなんでもそう都合よく名前(の漢字は)わからないのかな。自己紹介はしたとしても。

むしろ店に入りたがらなかった=顔見知りだったから犯人の名前だけは知っていた可能性も。

もしかすると1番目の人は「IT社長」や「ほかの女」と言っているものの、まったくの嘘でカモるどころか被害者は逃げたのかも?

髭も髪型も実は嘘(変装のような感じ)で、それっぽい雰囲気を出しているだけだったりして。

2番目の人のタイミングで部屋が暗くなった(?)謎。

ムーディーというのがよくわかりませんが、照明のことでいいのかな。

転倒

千速さんは謎が解けたっぽい。

コナンほどではないものの、結構察しがいいタイプですよね。

刑事だったらそれなりに活躍していそうな。

高木刑事は本当に機転がきく。

素晴らしい。

危ないところでした。

って、あれ?

謎が解けたのではなかった。

千速さんは高木刑事の行動で松田を思い出していました。

そういえば揺れる警視庁では松田と高木刑事は「ハートが似ている」ということで描かれていたので、改めてそれを強調した感じ。

つまり、高木刑事の死神(※コナンのことではない)を呼ぶ体質を危ぶんでるってところか。

エレベーターに閉じ込められた時はコナンの助けがありましたが、基本的には自分で回避というか解決してる何気にスーパーマンだからなー、高木刑事は。

これは「佐藤刑事がいるから大丈夫」っていうオチになるのかな?

たとえ映画とリンクしていようが、原作は原作なので不穏な感じで終わることはないはず。

初対面の佐藤刑事と高木刑事の関係は知らないわけですし(二人は仕事中で、元々先輩後輩の関係なのでめったなことでは同じ課の人以外は知らないはず)

「陣平」って呼んでたのか。

喧嘩か何かに手を出してきたのか、まったく違う理由なのか。

松田が千速さんを叱ったのかまったく違うことなのか。

千速さんのあの性格(言動)ですからトラブルに巻き込まれるということはありそう。

松田が千速さんを庇って怪我したとか……。

忍さんの反応を見る限りでは、何か3人か萩原含む4人の中で何かあったのか。

おそらく3人(と誰か)じゃないかなーと思っていますが(萩原も出たら嬉しい)

それとも千速さん初登場シリーズのライブと何か関係があるのか。あの時は萩原しかいなかったので、別件な気がする。

松田がまだ回想で出てくるとは思っていなかったのでびっくり。

結構本気で今更松田フィーチャーしないと思ってたんですよ。

萩原の時出てたし……。嬉しいですが、意外でした。

千速さんが早々に再登場したのもそういうことでしたか。

しかも重悟との関係も気になるところで。WPSでは松田の初恋相手と言いつつこんな展開を用意していたとは器用なことをされますね。

改めて考えると、千速さんの言った一言は昔の松田の行動と何か関係があるのかも?

血を見る覚悟があるのならな!」みたいな。

それをあの目が血走った顔(初登場シリーズ回参照)で言われたらビビるかも。

サブタイトルの意味は「千速の想起」(松田のこと)ってことでしょうね。

次のタイトルはなんだろう。

犯人の数字なのかそれともまったく違うタイトルなのか。

数字で統一してくるような気もするし、かといって参悟もいないから数字が絡む名前のキャラもいないし……。

千速さんと松田に関する何かかもしれませんね。

今のところ事件の内容とは直接関係がないサブタイトルですし。

「血を見る覚悟」だったりして。

次号

次回は第10号掲載。

表紙だそうで。次のシリーズに続くのか休載があるのか。

今のところは映画に向けての布石という感じがしますが、組織絡みの話は進むのか。