感想
店の名前
今回のタイトル「風の女神」が「デェース・デュヴォン(Déesse du vent)」のようですね。
パス
前回のことがありますし、灰原はパスしても無理はないですね。
探偵団がいるとはいえ、阿笠邸に残される方が危ない気もします。
コナン、蘭、小五郎といるのはある意味安全ではあるが対ラムではリスキーというよくわからない状態(読者視点)
コナンはいまいち危機感が薄いです。
灰原の本能を信じた方がいいのに、と読者視点では思ってしまいます。
灰原は登校、マリアちゃん捜索で不在にしていたから知らないのですが、阿笠邸には脇田(ラム)が一度訪問しているんですよね。
宮野志保=灰原哀に気づきかけている若狭もいるし、APTX4869の解毒薬を狙うメアリーと世良がいて、公安(安室)もいるわで、灰原は今後精神的に苦しみそう…。
探偵団が頼みの綱ですね(割と冗談抜きで)
事件
南京錠。
それにしても急展開ですね。
メインキャラ(レギュラーキャラ)が重傷を負うのは久しぶりじゃないですか。
悪気がないとはいえ、社長はとんでもないことしてしまいましたね。
ボディガードがまともで地味にすごい。
身代わりネタはコナンのアニメオリジナル回でも何度かありましたが、原作は深刻な状況。
今回狙われたのがメインキャラということもあってか、100巻に収録される予定のFBI連続殺害事件より緊張感があります。
おっちゃん!!
まさか映画のようにコナンが高速をスケボーで走る時が来るとは。
太ももは太い血管があるからかなりやばそうですね(膝に近い方ですが)
今回の犯人、めちゃくちゃ凶悪犯じゃないですか。
おそらく社長のところから金庫を盗んだ泥棒だと思われますが、小学生に当て逃げかますとは。
コナン、丈夫すぎないですか。
相手は車で故意、かすったというレベルの当たり方とは思えない。
肝心の事件の詳細についてですが、金庫の中身は現金ではないのではないでしょうか。
犯人の男女二人組は2年待ちの予約制レストランのランチに滑り込むほどのコネがあるか裕福です。
例えば裕福な雇い主がいるとか強盗で生計を立てているのでできたともとれなくもないですが、金庫そのものを盗んだ犯人だとするとわざわざ社長を誘拐してまで現金を狙ったとは考えにくい。
金庫の中身が時価数億円クラスの品ならそこまでする可能性はあるかもしれませんが。
南條社長は家や会社に殺到した誘拐予告や脅迫メールについて「まあ、ほとんどイタズラだと思うんですが…」と言っています。
社員たちがボディーガードをつけたことについてやりすぎだと考えていることや家に誘拐予告が来ても家族サービスで食事に出掛ける、家族抜きで外出したいと考える余裕があるということはよほどの自信があるか金庫の中身は社長にとって大した価値がないのかもしれません。
鈴木財閥に関わるくらいなので高価なものでも執着はない可能性もあります。
しかし、「ほとんどイタズラ」と言ったりわざわざテレビで挑発したことを踏まえると、全く心当たりがないわけではなくやりかねないと考えているのかもしれません。
金庫の中身は自分の夜遊びの証拠か第三者の秘密に関する資料の類ではないでしょうか。
犯人が変装していないあたり、顔見知りではないと思われます。
気になる点
- 社長の家族が後から来ること←家族は買い物にでも行っているのか、どうして一緒にいないのか
- 眠りの小五郎の大ファンの料理長←後で挨拶に来るとしても、それどころではなくなった
警察学校組の関係者
今後、警察学校組の関係者が出てくる話を書く予定だと明言されていたのでてっきり鬼塚かと思いきや、萩原の姉でした(今回を踏まえ前回の予想に追記しました)
警察学校編の質問コーナーで萩原姉をアピールしていたのは気になったものの、警察学校編で描き損ねたというか泣く泣く削ったから触れているのかと思っていました。
※「警察学校編で入れたかったけど、入れる事が出来なかったシーンはありますか?」という質問に「萩原の姉ちゃん」と回答されているので、合コンエピソードで松田の初恋ネタ(小学生の頃に一目惚れ)を入れられなかったことについて残念がっていたのかもしれないと解釈していました。
率直に言うと、設定は作者の頭の中にしかなくて読者は見たこともないのに何でこんなにテンション高いんだろうと読んだ当時は温度差を感じていたのですが、萩原姉は本編に出す予定だったんですね。
設定が固まっていたようなので、補強する形で警察学校編にも出したかったのかもしれません。
長期休載や映画の延期がなかったら本編で登場→警察学校編でちょっとしたエピソード(初恋、分解の思い出話)の順だったのでしょうか。
映画を見据えてなのか警察学校編は短期間で単行本化していますし、ゼロの日常掲載内容の季節のずれを考慮すると色々予定が変わっていそうですね。
ここ最近の展開(組織編の流れ)を踏まえても、千速登場は遅すぎるくらいなのかもしれません。
萩原の姉
抱いていたイメージと違いました。
黒髪のハキハキ系クールな美人orたおやかなおっとり美人なイメージだったので、黒髪ではなかったのは少し残念。
ですが、萩原が男性としては長髪の部類、顔も似せるとなると短髪や黒髪の長髪はイメージが被りやすいからですかね。
カラーとしては何色になるのか気になります。
やや中性的(←これが意外だった)で落ち着いたクール系職業人かな。
まさか警察官だとは思わなかったですね。
コナンが爆弾魔から多くの人を守り、弟の仇を討つのに貢献したようなものなので報道で顔は知っていたから敬礼していたと思われます。
ドラテクは姉弟ともに優秀。
千速は白バイ隊員なので、本当にすごそうですね。
神奈川県警にホワイトエンジェルス(白い守護神)という女性白バイ隊が実在するそうなので、羽演出はそこからきていると思われます。
タイトルの「風の女神」は店の名前に掛けつつ、千速のことを指しているようですね。
それにしても蘭のモノローグは緊張感に欠けるなぁ。
もう少しなんとかならなかったのか。
状況的に救世主なので惚れるのはわからないでもないですが。
NY編のようなモノローグは自然でしたが、今回はキャラ変してるような印象を受けました。
普段からポエマーではないですし。
アニメではどうするのやら(唐突になりませんかね。ギャグっぽくなってしまいそう)
それはさておき、アニメ化される時が楽しみです。
さすがに二人乗りはないとは思いますが、恩返しとして萩原の姉が博士救出に協力してくれる流れになりそうですね。
近辺を走っていて、すぐ追いついたのかな。
神奈川県ということで、緊急配備するのならもしかして久しぶりに横溝警部が出てくるのでしょうか。
横溝兄弟久しく見ていなかったので見たいなぁと思っていました。
犯人は東京へ北上中なので静岡とは関係ないですが元埼玉県警所属ですし、二人とも出たら嬉しいです。
1話の時点で急展開なので3話構成なのでしょうか。
次回は27号掲載です。
来年の映画の内容予想
で、鬼塚は?
映画の方には出るのでしょうか。
佐藤刑事と関わりがあるので今後出番がないようには思えないのですが(これでなかったらちょっとショックですよ)
警察学校編上巻の質問コーナーの中で「卒業後5人で会う事はあったのでしょうか?」という質問に「それはいずれわかるかも…(笑)」と書かれていました。
来年の映画の内容と関係あるのでしょうか。
萩原と松田、降谷の過去がゲスト出演みたいな感じかな?
5人の過去が出てくるのであれば、卒業後すぐに起きた事件に現在起きている事件が関連しているといった内容でしょうか。
伊達に関してはできればライブラリ出演だと嬉しい。
もしも映画とは別で警察学校編をアニメ化する場合はそうもいきませんが。
劇場版しか見たことがない層向けにも「揺れる警視庁」の再放送(当時の完成度が高いというか納得しているので、リメイクではない方が嬉しい。意外とこういうの伝わらないのあるある)と警察学校編アニメ化はある気がします。