感想
シリーズ第3話。解決編です。
扉絵
扉絵のコナンは両手のひらを広げてます。
右手は手のひらが黒、左手は手の甲が黒色に塗られています。
王冠奪取
男性鑑定士と女性鑑定士は自分たちには及びもつかない方法でキッドが王冠を盗み出したのではないかと言いますが、展示場の主任は「そんなはずがない」と否定します。
この感じだとやっぱり女性主任は犯人じゃなさそうですね。
一番の候補は男性鑑定士さんですが、いつ梓さんに入れ替わるのかな?
いつもかわいいですが、今週の蘭はなんか特に可愛いな。
風神の路から抜け出した人間はいない、でも王冠はない。
蘭と園子は堂々巡りだと困惑しますが、そこでコナンは「リバーシブルなんじゃない?」と。
前回は女性鑑定士さんの帽子が表裏リバーシブルで使えるデザインであった(ケチャップがついて裏返した)ことがヒントになっていたようです。
なるほど。
扉絵の黒い手の謎は王冠を隠した手段を再現するためのトリック(?)だったみたいです。
どうやら光を吸収する塗料を王冠に塗った(噴霧した?)から王冠が見えなくなっていたらしい。
でも、大切なお宝に直接何かしたら価値が下がるのでは???
簡単に取れるようなものなんだろうか。
キッドが展示されている王冠の前で手を振ったのはその間に王冠の前後をひっくり返したというわけでした。
中へ手を突っ込んでも王冠の形の隙間に指が入っていたので中には何もないように見えたということらしいです。
やはりあのエアダスターで塗料を吹き付けた男性鑑定士にキッドが扮していたようです。
王冠の前に立つコナンはどうやって奪うのかとキッドを挑発しますが、キッドはローラーブレードで風神の路へ駆け出します。
いつの間にか王冠に紐かワイヤー(?)を取り付けていたようで、遅れて王冠がキッドの手元に。
コナンは急いでターボエンジン付きスケボーで後を追いかけます。
通路を出たキッドは王冠についた宝石がパンドラかどうか確認。
通路の外には機動隊がいましたが、難なく煙幕と共に逃亡。
ちょうどその頃、梓さんがコーヒーポットを回収するのと安室から聞いたキッドのトリックを中森警部に伝えるために鈴木ビルにやってきていました。
エレベーターに乗り込んだ梓さんは安室に電話をかけます。
「あ、安室さん? 梓です! ケチャップと重曹が混ざると何が発生するんでしたっけ?」
「二酸化炭素です! でも梓さんはキッドファンでしたよね? 何で彼の不利になる情報を伝えに行くんですか?」
「だってー…トリックを見破ったら褒めてくれるかもしれないじゃないですか!」
FILE1102
その発想だったか。
梓さんかわいいですね。
ちょうど「キッド様が…」と言いかけたところでキッドと真正面から対面!
キッドは「ちょっと失礼…」と言って梓さんからエプロンを拝借します。
次いで煙幕が。
追いついたコナンはエレベーターへ走り出しますが、シリーズ第1話の冒頭場面へ。
エプロンを奪ったことで、どちらが本物の梓さんなのか判断に迷うコナン。
大怪我でしょうね〜。
当たればキッドでも大怪我ですよー。
あの狭い空間だと跳ね返るだけでコナン自身危険ですしね。
ちょうど梓さんと安室とは通話状態のままだったので、コナンはエレベーターの床に落ちてしまったスマホを拾って安室にどちらが梓さんか確認する方法を聞きます。
安室は一考の上、
「なるほど、キッドが梓さんに変装しているんですね?」(安室)
「うん! だからクセでも何でもいいから…」(コナン)
「だったらすぐにわかるいい方法がありますけど…。スマホをスピーカーにして音量を上げて…好きです! 梓さん!!」(安室)
「えーっ!?」(コナン)
「ウソー♡」(梓さんに扮したキッド)
「はぁ?」(梓)
「怪訝な顔をされた方が本人です…では…」(安室)
「あ、なるほど…」(コナン)
FILE1102
キッドを突き止めることに成功。
ケチャップは入れ替わりのきっかけだけだったのか〜。
インパクトはあったのですが、シリーズ第1話冒頭に描くくらいだから凝った突き止め方なのかと期待していた割にコナンが相当ピンチなのかと思いきやそうじゃなくてそこは肩透かしでした。
まあ、安室の電話はヒントではあったのかな。予測しにくかったですが。
閑話休題。
偽物が判明しましたが、キッドの方が上手で、いつもの煙幕の隙にエレベーターの天井から逃走。目当ての宝石ではなかったので、王冠は梓さんの頭上に返却。
そして、後日かその日の速報(?)かもしれませんが、怪盗キッドキラーとして活躍したコナンのニュース記事が表示されたスマホの画面を老人が杖で破壊。
怪しい瞳は、一点を見つめる——
FILE1102
不穏な中、次回は第1号へ続く。
引っかかるところもあるので下記追記。
謎の人物
天蓋付きのベッドに暖炉。
天井付近には鳥(鷹?)
黒っぽいシルエットなので一瞬烏かと思いきや、よく見ると縞模様で鷹でした。
杖で突いたのは合図なのか、鳥は椅子に止まる。
椅子に座っている人物のペットっぽいですね。
以前(FILE1090、FILE1096)に出ていた烏丸蓮耶らしき人物と同じなのか一応確認してみましたが、シルエットは多少細めに見えるものの酸素マスクで口元は隠れているので確証はないですが、髭や髪の感じだけ見ると以前とは雰囲気が違うように見えますね。
別人??
鳥がそばにいて、烏丸じゃないのもなんか不自然なのですが後ろ髪の癖と細面な感じが結構以前と印象違いますね。
酸素マスクの有無はともかく、後ろ髪、首の太さ、結構違うんですよね。細面というか。
もしかすると今回登場したのはご隠居なのか???
羽田康晴の線は根拠が挙げられないのでとりあえずナシ。
キッドキラーを憎む理由もなさそうだから(次郎吉みたいにライバル心があるとかでなければ)半々、の可能性を考えておきます。
ご隠居と言われたら納得できそうなルックスではあるのですが、不穏さがあるのも謎ですし、とりあえず烏丸らしき人物とは首の太さも結構違うように見えるんですよね。
以前の烏丸(仮)と今回の人物は別人説はまず念頭に置いておきます。
あと、鳥といえば烏丸だけでなく白鳩製薬も関係あるかもしれないので、その可能性も考えておこうかな。
強いて言うならもしも白鳩製薬と羽田家に関係があれば羽田康晴も可能性の一つではありますが、今のところわからないですね。
あとは鷹の場合、白馬家の人??
警視総監を今さら???
次郎吉がフェードアウトしていない現状で白馬警視総監が出張ってくるというのもちょっとよくわからないですね。
そもそも白馬の父だからもっと若いだろうしな。祖父ではなかったよね。うろ覚えですが。
もしかするとまじ快で描きたかった内容とかなのかな。
とりあえずご隠居説を一押ししておこうかな。不穏な感は否めないけど。