サンデー感想

FILE1079「手帳に遺されたもの」

感想

新シリーズです。

阿笠博士の怪我

博士はFILE1073で事件に巻き込まれて、足(太もも)を銃で撃たれたことにより、入院中のようです。

怪我の程度的に通院か入院が必要だとは思っていましたが、やはり入院でしたか。

怪我の方は快方に向かっていて、後遺症もなく済むのはよかったです。

灰原の強がり

探偵団、やさしい。

阿笠博士へのお見舞いに行った帰り道、一人で暮らしている灰原を心配というか、元気づけようとしています。

光彦「さみしくなったらいつでも言ってくださいね」

歩美「お泊まりに行ってあげる!」

元太「オレもゲームやりに!」

FILE1079

と言うのですが、灰原は

広く使えて快適だから…」

FILE1079

と答えます。

さらに、

「それに…あなたのお母さんがしょっちゅうご飯を作りに来てくれて前よりにぎやかなぐらいよ!」

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と話し、コナンは一安心したようです。

「そいつはよかった! どうやら元の元気が戻って来たみてーだな…」

当たり前でしょ? いつまでもビクビクしてらんないわよ!

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そこへ偶然通りかかった連続強盗犯が灰原の方に逃げてきたところ、その人物をジンとダブらせて激しく恐怖している表情に。

このことから、上記のやりとりには灰原の強がり、嘘が含まれていると考えられます。

部屋を広く使えて快適」=「1人でいたい」ということを意味しているのではないでしょうか。

有希子訪問??

二元やミステリートレイン編の頃の有希子の性格、行動からみると灰原のことを世話しに来る可能性はあります。

しかし、探偵団の訪問をやんわり断っていることを踏まえると、一時帰国して工藤邸にいる有希子を阿笠邸に招き入れる可能性は低いのではないでしょうか。

いくら変装が得意且つ灰原の事情を知っているとはいえ、有希子は非力な女性です。

有希子と灰原の距離が近ければ近いほど灰原の発言に矛盾が生じます。

灰原は大切な人ほど自分から遠ざけ、守ろうとするタイプです。

今回だけでも

  • 探偵団は自宅から遠ざけようとしている。
  • コナンにも自分は大丈夫だとアピールしている。

新一の目撃情報がSNS上で広がり、報道された後に組織が動き出してFBIを殺害したと知った後で帝丹小学校で組織の気配を感じたことからも、迂闊に自身のそばに近づけさせることは考えにくいです。

また、有希子だけは特別と割り切れるなら、ミステリートレイン編で蘭、博士、探偵団を遠ざけたことと矛盾します。

疑問点

有希子は女優時代にベルモットと友人であったとはいえ、ベルモットが自身(灰原)を殺そうとしていたことを理解している灰原が自身を庇っていた有希子を果たして頼るのか。

コナンか阿笠が提案していれば有希子が家にやってくる可能性はありますが、上記の会話内容だけだと事前に何か言ってるかどうかまではわかりません。

言っていなかったとしたらコナンは有希子本人に確かめるしか術がありませんし、灰原が嘘をついている可能性も捨てきれないのではないでしょうか。

もしも有希子がそういった提案をしたのならば逆に「歩美の家で世話になるから大丈夫」と断る可能性の方が高いと思われます。

灰原の言葉を聞いてコナンは安心していましたが、それこそが灰原の狙いだと考えることもできます。

以前(二元の後)にコナンは「いつまでもビクついて部屋にこもっているのも性に合わねーし」と話していたことがありました。

灰原はコナンが信用しやすい言葉でごまかしたことになります。

これまでも、灰原は自身の身が狙われる可能性が高い時は周囲を遠ざけて平気なふりをしていました。

あの会話の流れで、恐怖の表情ということは相変わらず怯えたままということになります。

本当にしょっちゅう有希子が来ている可能性もありますが、それを受け入れられるのなら探偵団の訪問は断らないでしょう。

それだけでなく、灰原が怯えたままなのであれば有希子からコナンの耳にその情報が入らないというのも不自然です。

29巻では博士とコナンの間で以下のやりとりがありました。

「これ新一君! 少しは元気づけてやらんか! 大変だったんじゃぞ! あのバスの事件以来家から出たがらん哀君をなだめすかしてここへ連れて来るのは…」

「変だなぁ…あの後バスの乗客全員に事情聴取したけど、身元不明の怪しい人物はいなかったって高木刑事が言ってたから、心配ないってちゃんと電話で伝えたのに…」

じゃが哀君の怯えようは尋常じゃないぞ! 食事もあまり口にせんしろくに寝ておらんようじゃし…」

29巻「愛犬家たち」

この時は探偵団と博士とともにスキーに向かうバスの中で「組織の匂い」=「ベルモットの気配」を確かに感じていたので怯えていました。

他にも

41巻では風邪を引いた灰原の様子を見にコナンが阿笠邸にやってきます。

「私パス…」

「え?」

「なんか気分が悪いから、診察の時間まで車の中で待ってるわ…」

「お、おい、哀君…?」

「仕方ねえよ…得たいの知れない連中に後をつけまわされたんだ…萎縮するのも無理はない…」

41巻「迫る包囲網」

この時は何者か(FBIでしたが)に尾行されたこともあり、体調を崩していました。

といったことがありました。

FILE1072では確かに組織の匂い(=脇田/ラムの気配)を感じ取っているため、ベルモットの時と同様に恐れている可能性が十分あります。

ベルモットと違い、ラムはまだシェリーの幼児化には辿り着いていません。

そのため、殺気は感じないものの灰原にとって相手の正体は不明という段階。

しかし、灰原もラムが動き出したことについてはすでに聞かされています。

とてもではないですが「当たり前でしょ? いつまでもビクビクしてらんないわよ!」と言っていられるような状況ではないことは明白です。

なんだったらずっと家を真っ暗にして過ごしていたとしても驚きません。

地下室と裏口

阿笠邸には裏口と地下室があるため、秘密裏に生活することも可能だと思われます。

  • 41巻では蘭とコナンや阿笠博士で以下のやりとりがありました。

「じゃあわたし、園子と約束があるから…」

「あ。帰る時は来た時と一緒で…」

地下室を通って裏口からでしょ? 早く玄関のドアの修理した方がいいよ博士!」

「あ、ああ…」

41巻「ある来訪者の残した謎…」
  • 97巻では灰原とコナンで以下のやりとりがありました。

「あの子を何とかして欲しいから来てもらったのよ!」

「あの子?」

「ホラ…今も門の陰からこっちをうかがってる…世良真純っていうボクっ娘よ!!」

「じゃあオレをわざわざ裏口から入らせたのは…」

「ええ…玄関から入らせるとあの子も一緒に入って来そうだったから…」

97巻「堆黒盆」

気持ちの変化の理由

FILE1061にて組織が動き出したことを知った灰原はFILE1070にて非常に怯え、周囲を警戒し神経質になっていました。

特にFILE1070では偶然姉の宮野明美が帝丹小学校に通っていたことを知り、子供時代の姉妹の写真を見たことのある明美の同級生から「宮野志保」だと思われてしまいます(写真は13年前のものであるため、誤解だという結論にいたりましたが)

同級生から声をかけられる前、口では強がってごまかそうとしていましたが、コナンの背に隠れていました。

尚、怯える灰原のそばにいた探偵団は灰原を庇うようにしていました。

その後(FILE1072)帝丹小学校で「組織の匂い」を感じた灰原はFILE1073で阿笠邸で留守番中に探偵団と一緒にいました。

しかし、その後博士は大怪我を負ったため、考え方が変わったと考えられます。

大切な人を身近に置いてはおけないと考えたが、組織の人間(脇田/ラム)が帝丹小学校に現れたことで、逃げることもできない状況に陥っているのではないでしょうか。

今後は組織がなぜ帝丹小学校に来たのか見極めながら、灰原=宮野志保だと確かめようとするであろう若狭と接触していく展開になると思われます。

キャップ

灰原の被っていた帽子、フサエブランドですね。

前シリーズで安室が被っていたものはフサエブランドではないらしいため、向きやデザインはある程度固定化されているか、完全に女性向けブランドなのかもしれません。

また、今回キャップを被っていることも灰原の恐怖感が拭えていないことを意味しています。

髪の毛は隠してはいませんが、そこまですると49巻「新しい先生」の回のように周囲に怪しまれるため、帽子を被る程度で済ませているのではないでしょうか。

これまでの話と違い、帝丹小に組織が現れた現状では意図がわからない限り探偵団から離れることもやりにくいが、接点はできるだけ知られたくないため、いざというときのためにキャップを被っていると思われます。

FILE1070〜のシリーズも帽子を被っていましたし「不気味な牧場」でも被っていたため、堆黒盆の話より後はずっと外で帽子被っていることになります。

メタ的にいえば「不気味な牧場」と今シリーズは安室が登場しているため、そういう事情ももちろんありますが、基本的に灰原が警戒している時はフードまたは帽子を被っています。

手帳

ついに。

以前からいつかは描く予定だと言われていた伊達の手帳の謎がついに明かされることに。

高木刑事のトラウマ

76巻「ワタル・ブラザーズ」ですでに触れられていましたが、朝方まで張り込みをしていた高木とその教育係だった伊達が一緒にいたところ、居眠り運転のトラックに撥ねられて伊達は殉職してしまいます。

目の前で先輩刑事が事故に遭うのを目撃するってすごいトラウマですよね。

その後も刑事を続けてきた高木刑事は偉い(ストーリー上、後付け云々は別にして)

死に際を看取ってなんて、かなり辛い。

高木刑事に手帳を見せようとして、落としたのを拾おうとしたからという経緯もまた。

拾おうとしなくても事故に遭う可能性はありそうですが、自分は助かって先輩は亡くなり、恋人のナタリーさんのことはすぐに気づけずにいたというのはあまりにもきつい。

ただ、手帳に関しては今回の話でわかってきた内容から、思っていたより単純且つ複雑な事情があったもよう。

暗号と手帳を託した意味

伊達がメモしていた内容を読み取ったコナンは喫茶ポアロに佐藤、高木、探偵団とともに向かうことになりました。

ついでに昼食をポアロで済ませることにした一行を梓だけでなく、安室も接客します。

高木と佐藤の話を聞いていた安室は伊達のことは知らないふりを通しますが、伊達の言っていた「男にしてやる」を「手柄を挙げさせて一端の刑事にしてやる」だったのではないかと推測します。

↑これについては安室の推測通りだと思われます(後述)

ポケベル懐かしい。

しかし、ちょっと操作したことあるくらいなので、コナンの言ってること(サービス)がわかるようでわからない。

ポケベルの話は春よ来いのオルゴールの回以来では。

視線

前髪が描かれているためわかりづらいですが、おそらく灰原の左目が安室の方を見ていますね。

安室の方はおそらく自分の話をしていた高木と佐藤を多少気にしていたと思われますが、灰原も視界に入っているはずなので、そちらも気にしているかもしれません。

赤い蝶ネクタイ

といえばコナンですが。

後述します。

顔を見られない限りは灰原も鳩山牧場の事件と同様、普通に話すみたいですね。

子供の声とはいえ、堂々としたものですね。

幼児化なんてそうばれるものでもないし、賢い子供としてコナンがいるのと灰原は普段からあまり性格作ったり演技しない方だからか素で話していますが、不審にしか見えないような。

コナンと対等に渡り合える時点で牧場の時も疑われてたのに(灰原は別の場所にいたので怪しまれていることに気づいていませんでしたが)またやっていますね。

学習能力……。

中身17歳と18歳と思うと子供だからこんなものなのかな。

リアルなところで考えると女性は声変わりの大きな変化が男性ほどないとはいえ、さすがに小さな子供と声変わりを終えた年齢では違うだろうし、わからなくても無理はないとは思います。

灰原の場合は少し低くなる程度で、意図的なら大人びた声も出せる(※大和と上原に会った回参照)わけですが。

ただし、話してる内容(口ぶり)が客観的に見ておかしいです。

高木、佐藤両名が慣れきっているのもあるとはいえ、普通は変に思うでしょう。

頼られると気を許しがち?

逆に妃みたいな周囲と身近な鋭いタイプだと多少は気をつけると思われます。

世良みたいにガンガン指摘するようなタイプばかりではない、とは思えないのかもしれません。

世良はど直球で探りを入れてくるタイプのため次の機会には警戒されてしまいますが、安室は観察するに留めたり、わかっていながら敢えて言わなかったり、探りを入れた後は結構適当に取り繕うためついつい油断するのでしょうか。

記憶力

梓さんの記憶力まちまちすぎる。

特に前シリーズからのギャップが大きすぎて。

梓さんは話によって雰囲気ガラッと変わりますよね。

今回みたいな感じの方が好きです、有能店員という感じで。

逆に記憶力良すぎですが。

長期記憶の方が得意で短期記憶は苦手なのかと思いかけましたが、そもそもレシートの件があるため、無理のある解釈(元はといえばこのレシートの件が記憶力の良さの印象で、きっちり3000円もいい方だとは思いますが、レシートは突出している)

聴覚ではなく視覚記憶が段違いで得意ということでいいのかな(そう考えると納得)

好きですが、安定感のないキャラですね。

前回キャラが固まったかと思いきや全く固まってなかったことが証明されたのは笑いました。

予想通りです。

こっちが好きなので別によいのですが。

視線その2

灰原が話しているのを安室が見ていますね。

コナンも灰原も正体隠す気があるのかないのやら。

敵ではないのであれですが、面白い。

油断大敵。

絶対に疑われていると思います。

最低でも「変な子」ぐらいには思われているのではないでしょうか。

顔で何かを判断している雰囲気ではないですね。

描いてある枠が大きなコマでもないことや距離感的にギリギリ顔は見えていないのかもしれません。

接客時も帽子で隠れていただろうし。

鳩山牧場に向かうバスでも気づいていませんでしたし、宮野志保の姿を映像で見られたのとキッドの変装とはいえ対面した、というのは幼児化に気づきにくい要素としては大きい(杯戸シティホテルでもピスコはともかく、ウォッカ、ジンに発見されていますが、人間が縮んだり大きくなったりしているという発想が通常できないと思われる)

しかし、前シリーズの色々があるわけで。

結局ベルモットが(ラムの依頼で)従事した工藤邸への侵入作戦を安室が把握しているのか、していないのか。

把握していなさそうですが、していたらミステリートレイン編でのトリックはばれやすそうです。

にぎにぎ坊や

この少年は伊達と話していた子供と同一人物だと思われます。

後ろ姿だと少し雰囲気は違って見えますが、頬のそばかすが見えているため、ほぼ間違いない。

気になるのは彼が伊達に何を依頼したのか、ですかね。

蝶ネクタイ、ゲーム機はおそらくこの少年のものではないでしょうか。

犯人(?)と彼はゲーム内で通信する間柄で、トラブルに巻き込まれた、あるいは身代金目的で誘拐されたのかもしれません。

1年前

まず、時間的変化を考えてみます。

76巻では1年前、伊達と高木で結婚詐欺師且つ闇金ともめて人を刺してしまった犯人を追っていました。

(↑厳密に言うと、おそらく強盗事件を起こした結婚詐欺師を追っていた、だと思われます。※後述します)

伊達がその容疑者を捕まえたが、徹夜して朝方まで張り込みしていた帰り、交通事故に遭って亡くなり、その翌日佐藤刑事が伊達が捕まえた結婚詐欺師の恋人だったホステスの女性、東都大学医学部6年の女子学生、ナタリー来間さんが自ら命を絶った事件について捜査し、すでに解決していました。

三件とも再捜査の依頼はされておらず、実は伊達の恋人であるナタリーさんの同僚だった英会話講師の男性が誤解の上、逆恨みで高木刑事を誘拐しましたが被疑者死亡ですでに終わったこととなっています(76巻〜77巻)

しかし、医学生がひき逃げしてしまった件だけは詳細が謎ですね。

もしもあのカナダ人(?)少年が身代金目的で誘拐されたまま一年が経過していたとすれば、一年前に犯人(?)と取引予定だった家族が轢き逃げに遭って死亡し、そのまま解放されていないという可能性も考えられるのではないでしょうか。

無理があるかもしれませんが強引にこの想像をもとに考えます。

電話ボックスのそばに紙(メモ?)が落ちていて、伊達はそれを偶然発見し、暗号を手帳に書き写したのでしょう。

その後、伊達と高木が追ってた犯人(結婚詐欺師)は殺人容疑で伊達が確保。

伊達はメモの暗号を見て、何か怪しい取引があると思い、約束の日曜日に高木刑事を連れて手柄を挙げさせる予定だった。

しかし、メモしたその日に事故に遭って手帳をなんとか託しはしたが、高木刑事には意図が伝わらず。

服装から、伊達と少年が会ったのは伊達が死亡した日の前日と考えられます。

医学生が事故を起こしたのは伊達が死亡した日と近日である可能性が高いです。

医学生が自ら命を絶ったのは伊達の死亡の翌日で、数日前にひき逃げをしたため、良心の呵責に耐えかねたということでした。

実家は高知県で、東京の自宅(?)で亡くなっていることを踏まえると、身柄は押さえられておらず、ひき逃げ事故自体は佐藤刑事が調べるまでは被疑者逃亡で捜査中だったことになります。

しかし、普通は子供が行方不明でその身内であれば警察が介入しているはずです。

もしかするとひき逃げにあった被害者は身元がわかるようなものを持っていなかったのかもしれません。

ただ、その被害者が「赤い蝶ネクタイ」を所持していた可能性はあります。

※まだシリーズ一話目であり、ほかの情報がまだあるため、76巻で触れられていた一年前の件とまったく関係ない可能性もありますが、現段階で考えられることからつらつら書いています。

電話ボックスにそのメモが落ちていたということは公衆電話から犯人(?)が誰かに連絡したと考えられます。

おそらくその公衆電話から交渉相手にSMSを送ったのでしょう。

ビンが割れているのはよくわかりません。

→あのビンの破片は結婚詐欺師の男が闇金を刺した時の凶器だと思われます。

伊達が悔しがっていたのはおそらく詐欺師を捕まえる前のことだと思われます。

→捕まえた後ですかね。76巻の佐藤刑事の説明している内容や伊達と高木が強行犯係であることを考えると、伊達たちが詐欺師を追っていたのは詐欺事件ではなく別の理由で、そのために張り込みしていたことになります。

※当初、刺した後に逃亡したのを探していたのだろうかと考えていたのですが、どうしてもビンが気になってそれについて考えたら修正するに至りました。

おそらくは灰原の近くに連続強盗犯がやってきたことがヒントで、詐欺師はその仲間だったのかもしれません。

仲間でなくとも、詐欺師は借金でお金に困っていたことは確かなので、先に強盗事件を起こした可能性は高いです。

もしかすると、今回少年を車で連れ回していると思われる人物も仲間の強盗犯かもしれません。

伊達と高木は強盗犯を捕まえる予定で張り込んでいたのにもかかわらず、殺人事件が起きてしまったので、伊達が悔しがっていたのではないかと思われます。

また、これは一番突飛かもしれませんが、連続強盗犯は借金返済をさせるために闇金が立ち上げた組織ではないでしょうか。

そう考えると、警察に追われていた結婚詐欺師の男が闇金を刺したという動機にもなります。

追記。正しいところは次回FILE1080で判明(?)しました。

少年の依頼

すでに少年からの依頼(?)に関して何か事件性があって捜査していたとしたら高木刑事が梓の話を聞いた時点で触れているのではないでしょうか(次号で触れられるかもしれませんが)

ゲーム機

探偵団がゲームマン7のことを知っているようでしたが、ゲームソフトではなく、ゲーム機の名前で反応していたことを踏まえるとゲーム&ウォッチのような専用タイトルが入ったゲーム機かもしれません。以前に出ていたコナンがいじっていたのはゲームマンだったのでシリーズもののようですが。

ゲームの通信内容とSMSが送れることとが関係してくるかどうか。

まずはゲーム機のバッテリーが切れてしまった件を解決して、ゲームソフトの中身を見るのではないでしょうか。

RX-7

今回、敢えてなのか「RX-7」という言葉が佐藤刑事の口から出てきましたね。

佐藤刑事の愛車は元々父親のもので、殉職した後は後輩である鬼塚教官が一時預かっていた頃に警察学校時代の萩原、松田、降谷が乗車したことのある車です。

運転は萩原がおこなっていたのですが、降谷のリアクションが次号かその次であるのではないでしょうか。

「眺めて当時を回想する」はありえそうです。

あるいは佐藤刑事が行動不能に陥ったり、キーを他人に預ける可能性は低いですが、何らかの理由で佐藤刑事の代わりに安室が運転する可能性もあるかもしれません。

安室は普段同じ車種(元は色も同じ。※アニメでは佐藤刑事の車は現在赤ですが、原作では白色だったのを霧の中では周囲から見づらくて危険と判明したので黒に塗装しています)に乗っていて、尚且つ(SDBによると)佐藤刑事と互角の運転技術を持っていることを踏まえると、絶対ないとも言えないような。

普段ポアロのそばに駐車しているのかわかりませんが、もしかすると同じ駐車場に安室の白いRX-7と佐藤刑事の黒いRX-7があって、二者とも走るという展開も期待してみたり。

今後の予想

今シリーズ以降で灰原の正体が安室にバレる可能性がありますが、安室が灰原に接触しようとしたところ「すでに若狭が連れ去った後」となる可能性はあるかもしれません。

「誘拐」は突飛ではありますが、FILE1070にて若狭は灰原哀の正体が幼児化した宮野志保であると気づきかけています。

もし有希子(優作も)やFBIと対面するようなことがあれば安室は「お茶会の返事」をすることになる可能性もあります。

何を求められていたかにもよりますが、もし協力を打診され保留していた場合、灰原(宮野志保/シェリー)が誘拐された場合は一時協力せざるを得ないかもしれません。